2021-03-25 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
森林組合、木材市場、製材会社、木質バイオマス発電所、原木シイタケ生産者など、御対応いただいた皆様に感謝を申し上げるとともに、日々の御尽力に敬意を申し上げたいと思います。林野庁がふだん目の行き届かない、こうした現場のお声をなるべくお伝えしたいと思いますので、政府には前向きかつ簡潔明瞭な御答弁よろしくお願いします。 まず、二〇三〇年に向けた目標に関して野上大臣にお伺いします。
森林組合、木材市場、製材会社、木質バイオマス発電所、原木シイタケ生産者など、御対応いただいた皆様に感謝を申し上げるとともに、日々の御尽力に敬意を申し上げたいと思います。林野庁がふだん目の行き届かない、こうした現場のお声をなるべくお伝えしたいと思いますので、政府には前向きかつ簡潔明瞭な御答弁よろしくお願いします。 まず、二〇三〇年に向けた目標に関して野上大臣にお伺いします。
地元の原木シイタケの生産者の皆さんは、やはり地元の原木で生産したいということをおっしゃっています。それがどのぐらいの時間をかけて実現できるか現状分からないということではあるけれども、でも諦めないというスタンスで頑張っていかなくてはいけないというふうに思っています。大臣、是非支えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
また、今お話のありました原木シイタケ等の特用林産物の産地の再生ですとか、シイタケ等原木生産のための広葉樹林の再生に向けた取組、このことも引き続き実施することとされております。 このような方針の下で、この森林・林業の再生に向けて、関係省庁また福島県としっかり連携して取組を進めてまいりたいと考えております。
先生御案内のとおり、山林は除染されませんでしたので、林業やキノコの育成というなりわいが途絶えてしまったわけでありますが、原木シイタケの生産というのができなくなりましたので、代わりにおがを使ったシイタケ栽培というのを始めまして、他地域から持ってきたおがで、これはもう工場ですね、畑というよりは、工場を建ててその中で湿度も温度も二十四時間管理をして、そして大規模にシイタケを栽培する。
そのような中で、来年度においても原木シイタケの生産費の支援というのは継続をされることとなりました。これは、岩手県あるいは宮城県とか群馬とか、福島以外でも支援というのが継続をすることになりました。この制度の意義について伺うと同時に、これは原子力の被害を受けた地域への支援ですので、やはり今後十年間は支援が必要と考えておりますが、いかがでしょうか。
原木シイタケの生産につきましては、その出荷制限が行われるとともに、放射性物質により福島県を中心に原木林が汚染され、原木価格が高騰するなどの影響が発生しているところでございます。 このため、農林水産省におきましては、平成二十四年度から、特用林産施設体制整備復興事業によりましてキノコ栽培用の生産資材の導入等を支援してきたところでございます。
原木シイタケもそうであります。そういった方々を救う一つの手だてとして、この非破壊装置、前も説明しましたけれども、壊すことなく、電子レンジのようなものの中に入れて線量を測って、五十ベクレル以下だったらレシートが出てきて、それをもって出荷できるかもしれないということであります。
また、その森林に関連して、山菜、キノコ、原木シイタケについてなんですけれども、十年たっていまだに出荷制限のままであるんですね。これは、深い問題がありますので、今まで私ども福島県連所属の議員はいろいろと議論をさせていただいてまいりました。百ベクレルの基準値等々、いろいろあります。 いろいろあるのできょうは一点だけ。
このある意味厳し過ぎる基準で、いまだに福島県では原木シイタケの出荷が制限されている。山菜もほとんど百ベクレルを超えるものはありませんが、一つでも百ベクレルを超えるものが出たら出荷制限。山の幸を売り物にする中山間地域の道の駅、山の幸が、山の恵みが売れない。山林も制限がかかっている地域もある。豊かな山が生かせない。質の高い福島の牛肉も、震災前に比べ二割程度下がっていると聞きます。
また、原木シイタケで、これはちょっと意見としてとどめさせていただきたいんですけれども、実は、原木シイタケの原木を伐採して使うことによって、非常に環境を、例えば里山を守るという環境面でも非常に大きな効果が今まではございました。
原木シイタケにつきましては、これまで、平成二十三年十月から令和元年十二月まで出荷制限に伴う損害を賠償してきたところでございます。現在、出荷制限を含めまして、令和二年以降の賠償の枠組みについて、東京電力が農林業関係者の御意見を伺いながら検討を行っているところでございます。
続きまして、同じく茨城県で、特産でもございます原木シイタケの関係でお伺いをさせていただきたいと思います。 原木シイタケ、これは原発事故の影響によりまして、出荷制限が非常にまだまだ重たい状況でもございます。そしてまた、非常に多く困っていますのが、原木を使うシイタケ栽培は、その原木自体が、以前は福島県に多く依拠しておりましたが、今は福島の原木がいまだに使えません。
その上で聞きたいのは原木シイタケについてなんですね。厚真町の林地が大規模崩壊をして、道内の原木シイタケを生産するための木材の調達が困難になっているわけです。それで、作業道が被災して入林できないと、原木搬出ができないと、で、生産が中止となっているということで、道内各地の生産者は原木の調達と、それから原木価格が前年比でも四〇%アップしてきているということで、非常に苦境に直面しているわけなんですね。
そういう中で、福島県も大変な状況でありますけれども、岩手県においても、地域によって原木シイタケなどがいまだに出荷できない状況であり、観光業、農林水産業など様々な分野で風評被害もまだ発生しております。県は、民間事業者等の東電に対する損害賠償請求を支援しながら、自治体として実施した各種の放射線対策に要した費用について東電に損害賠償を行っているというのが現状です。
こういう状況を踏まえまして、国では、平成二十五年度予算から復興予算におきまして、被災地における原木シイタケの生産継続に向けて、原発事故前の原木価格の二分の一相当額の経費などにつきまして助成を行っているということで、本年度予算についても同様の措置を講じているところでございます。
原木シイタケの生産者の方々に対しまして東京電力では、逸失利益ですとか、今御指摘いただきました原木の調達に関して追加的に負担をいたしました費用等を賠償しているところでございます。
○藤田幸久君 同様に、この原木シイタケ関連の政府からの補助事業、これは農水省関係だろうと思いますが、これも継続する方向なのか、その確認をしていただきたいと思います。
じゃ、また見方を変えまして、中国産の菌床の品質や成分はよく分からない、十分に把握されていないということでございますが、それをもとに成長したシイタケと日本産の原木シイタケや菌床シイタケの成分や品質は、実際のこのシイタケの国産と海外産の成分や品質、どの程度異なるものなのか、これについては分析とか研究とか把握されていますでしょうか。御答弁お願いします。
また、そこでは、キノコ栽培の担い手養成研修制度を設けて、担い手や実践的指導者の教育、養成に当たっているほか、普及指導におきましては、主要な地域に技術員を配置し、キノコ栽培技術の向上と経営の安定化を図るため、長年の調査研究に基づきまして、生産者並びに消費者のサイドに立ちましてきめ細かい普及指導を行い、環境保全型農林業の活性化や日本産原木シイタケの振興に御尽力されております。
これは調査すれば、いろいろとやっぱり、日本のほだ木と菌床ありますけれども、原木シイタケ、日本の原木シイタケと例えば中国産の菌床シイタケとは私は恐らく大分違うんじゃないかと思っておりまして、その違いをPRすることも大事ですし、そして国産の原木シイタケの振興を図る上でも、シイタケは非常にヘルシーで虫歯やアトピー予防ですとかがん予防にも効くと、いろんな効能が言われております。
原木シイタケの生産者にお会いしてきました。そこだけで、放射性廃棄物、原木シイタケのほだ木が五万本、それから除染した土砂などが千二百トンも保管されている。一関あるいはそれ以外の宮城、ほかの県の……(発言する者あり)茨城もそうですが、そういう地域のものも含めれば、膨大な量のこの廃棄物があると思っています。
原木シイタケ栽培につきましては、原発事故の影響によりまして、被災地における原木林の汚染によりまして、キノコ原木の不足、キノコの出荷制限、また、御指摘ございましたように風評被害等の影響が生じていると認識しているところでございます。
ちょっと時間もなくなってまいりましたので、こちらで最後にいたしますけれども、風評被害にあわせて実害も絡んでいる案件でございますけれども、原発事故の影響を色濃く受けている一つ、原木シイタケについて少し質問をさせていただきたいと思います。 原木シイタケについては、一部、露地栽培、施設栽培も含めて出荷制限がかかったときもございました。
私ども、こういったシイタケにつきましては、里山林の循環利用を促進する観点から、例えば生活習慣病に効果がある成分が多く含まれている、こういったPRでありますとか消費の拡大、あるいは食感や香りのよい原木シイタケの品種開発、こういったものが重要だというふうに考えております。
○政府参考人(永山賀久君) 御指摘の事務連絡の件につきましては、直接には、昨年十一月に生産現場からの御意見を踏まえまして、私どもの方に、原木シイタケ等の再生回復に関する緊急申入れをいただいたという経緯がございます。
さらに、先ほど言いましたけれども、原木シイタケの出荷規制等の影響により生じた損害について約二百二十三億円の損害賠償請求が行われているということであります。
昨年の四月以降の状況を見ますと、基準値を超える食品は、ヒラメなどの底魚や川魚、原木シイタケ、あるいは野生動物など限定的なものとなっております。こうした中で、生産者の方々からは、現行の基準値以下の食品であれば安全が確保されているということを国がもっと周知すべきだという声もいただいております。
○山田俊男君 もう一つは、これは原木シイタケ農家が自ら里山の除染を、とりわけ原木を集める、ないしは山から取り出せることができるように自ら除染をする取組を行おうということで、自分たちで里山の除染を図るための里山再生基金をつくるという取組を行っているわけですが、こういう取組に農水省や、さらには私は東電もきちっと支援すべきじゃないかと、こんなふうに思うんですが、いかがですか。
○国務大臣(茂木敏充君) 原木シイタケに関してでありますが、中間指針、これが平成二十三年の八月に作られたのに対しまして、今年の一月に委員御指摘の第三次の追補、これが行われたわけでありまして、東京電力が出荷制限指示や風評被害等に係る損害の賠償を行っているところであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 原木シイタケと比べて牛の生乳につきまして賠償の方が進んでいないと、こういう御指摘いただきましたが、制度的には、先ほど御説明申し上げた原木シイタケと同じような形で中間指針そして第三次の追補というのを出させていただいておりまして、対象区域、これも追補におきまして拡大もさせていただいているところであります。
今日は、まず福島原発事故で大きな被害を受けた原木シイタケの問題について質問をいたします。 岩手県から鳥取県まで二十都府県で百八十九万本のシイタケ原木が不足しています。私は先日、シイタケの出荷量が全国五位の栃木県、栃木に行って話を聞きました。放射能汚染でもう現在もこの原木シイタケの出荷制限が続いています。栃木では、放射能汚染で使える原木は一部にとどまっていて、七十五万本を確保する必要があると。